仕事内容

医師の指示の下に、理学療法を用いて身体が不自由になった患者の機能回復を図るのが理学療法士（『PT』）。国家資格。病気、けが、高齢、障がいなどによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて治療を行います。
身体を自由に動かせなくなる原因には、骨折や筋肉疲労、関節の病気もあれば、脳梗塞や脳出血などで脳がダメージを受けるなどさまざま。理学療法士は、個々の患者の原因や状態に即して最も効果的な治療計画を立案し、寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活で基本となる動作の改善を支援します。また、義足・装具の活用や生活環境の改善なども支援します。医師や看護師はもちろん、作業療法士、言語聴覚士など他の療法士と連携を取りながら活動します。

やりがい

・元気になった患者さんのいきいきとした顔を見ることができる
・患者さんと喜びや感動を共有できる
・患者様が回復していく様子を見ることで、仕事への活力が湧く
・当たり前であることの大切さを実感できる
・人のために働いているという実感が持てる
・専門性が高くたくさんの人から頼られる
・己の知識と技術を磨いていくことができる　など

理学療法士に向いている人

• ・綿密な連携がとれるコミュニケーション能力がある人
• ・気持ちを理解し思いをくみ取れる心を持った人
• ・ときには厳しく指導できる人
• ・冷静な状況判断力がある人
• ・解決方法を考えて実践していく行動力を持った人
• ・人間的な優しさ、明るさ、協調性がある人
• ・継続的に専門的な知識を身に着けていく研究心がある人
• ・創造力がある人　など

吹奏楽部の経験が活きること

• ・チームワーク
• ・練習が厳しいことから我慢強い、忍耐力がある
• ・計画的に練習するので堅実、根気強い
• ・目標への弛まぬ努力
• ・部員全員で感動や喜びを分かち合える
• ・先輩後輩の関係
• ・後輩への指導
• ・体力