多様化する社会に対応できる人材の育成や主体的に学ぶ力の育成のため、少人数でのゼミ活動を取り入れています。ゼミ活動では、学年の枠を越えて興味や関心のある内容を深めることや将来のキャリア形成に役立つ内容に取り組んでいます。
「国家試験対策」、「発達障害へのリハビリ」、「災害支援・ボランティア活動」「作業療法の最先端を学ぶ」などのテーマがあります。「国家試験対策」では模試で早くから合格レベルに達することができる実力が付きます。「発達障害へのリハビリ」では子どものリハビリについて理解が深まり、知識が身につきます。「災害支援・ボランティア活動」では災害支援を通じて、困った人を直接サポートできることや業界の先輩と交流ができます。「作業療法の最先端を学ぶ」では最先端の作業療法について知ることができ、新しい知識や技術が身につきます。個々の目標や成長に向けてゼミ活動に取り組むことができます。

臨床実習前には、実習指導をしていただくバイザーの先生に来て頂き、臨床実習指導者会議を行っています。臨床実習指導者会議では、実習指導者の先生から学校教育への要望や臨床教育現場の事情などを伺い、学生へより良い教育を提供するための情報交換の場にもなっています。
また、OSCEと呼ばれる客観的臨床能力試験に卒業生を招き、臨床現場で問われる能力について評価して頂いたり、臨床現場で役立つ具体的なアドバイスを通じて学生の成長につながる取り組みをしています。
本校は、作業療法協会の推進するMTDLP（生活行為向上マネジメント）の推進校に認定されており、授業内容にもMTDLPを取り入れることで即戦力となる臨床能力の育成に注力しています。